コラム2 実現した夢のマイホーム

それでも実現したマイホーム!
家づくりは、こんなに楽しく、素敵だった!
- ある主婦の家づくり体験記 -
■きっかけ
「家を買うぞ!」昨年の春、突然発せられた主人のその一言で我が家に激震が走りました。まさに寝耳に水、そんなお金ないじゃない!即座に私はそう返答していました。我が家は主人と子供2人の4人家族。上の子は3歳、下の子は2歳。
家賃5万円の市営住宅に住んで3年目、ただでさえ子育てで無我夢中なのにそんな余裕家にはないわよ!私は主人のその無責任な言葉に苛立ちさえ覚えたほどです。しかし、主人のその言葉をきっかけに、でも、もしかしたら我が家もマイホームを本当に…。そんなワクワク感を日増しに感じていったのでした。
■資料集め
その日を境に我が家には無縁だと思い込み見向きもしなかった、「住宅情報誌」や「見学会チラシ」を関心がなかった時とはうって変わって人が変わったようにチェックし始めました。そうです、土地がない我が家はまず物件探から始めたのです。
それと同時に住宅展示場巡りもスタート。週末となればあっちの見学会、こっちの見学会とにかく「見て」「聞いて」「触って」の繰り返し。何の知識もない私達はただただ見て回ることに夢中でした。
でも、いったい何が良くて、どんな家に住みたいのか…我が家の具体的なイメージがわかないまま…居間の畳の部屋にはカタログが山のように積み上げられ、その横に見積書の山も出来上がっていました。
その横で食べる夕飯。つい「はあっ~」そんな溜息が漏れ、疲れだけが残りました。
■土地+建物=いくらなら買えるの?
ある週末、いつものように見学会に行ったときのことです。「頭金はどのくらいご用意できますか?」営業マンの方のその一言に夫婦顔を見合わせて絶句!我が家には貯金らしい貯金なんてありません。やっぱり無理なのよね!現実は厳しい、マイホームなんてやっぱり無理よ!電卓を叩くたびでるのはその言葉ばかり、でもこの話が突如持ち上がって以来、できれば子供が保育園に上がる前に建てたい!という夢がどんどん膨らみ今ではどうしても建てたい!そんな状況に夫婦そろってなっていたのです。
そんな時、何気に見ていたTV番組で2世帯住宅を紹介していたんです。あっ!これなら建てられるかもしれない!不意にそんな直感が私を包み込みました。実は、以前から主人のお母さんから一緒に住まないかと実家へ帰る度言われていたのです。でも一緒に住むとなるといろいろ難しい部分もあるし、嫁姑の問題もあるから…。私はその話自体に目をそむけ、絶対にそれだけは嫌だとそう思っていました。でもTVで紹介していた家は同居とはいえプライベートは完全に別。
そう完全に2世帯に分かれている家だったのです。これだったら、土地はお母さんのところがあるんだから家だけでいいかも…、資金面だってお母さんが半分は出してくれるはず、お母さん達の一緒に暮らしたいという希望も叶う。一石二鳥。それが、マイホームの夢が叶うかもしれないと思った瞬間でした。
■相談
主人にもその話をしたところ、むろん実の親子が一緒に住むだけなので即座にOK!それなら母さん達も喜ぶんじゃないか。孫と一緒に住めるし、家も新築となれば大喜びだぞ!そして、早速その話をお母さんとお父さんにしました。案の定お母さんもお父さんも大喜びで、だったら孫たちが入園する前までに建てよう!とあっという間に決まってしまいました。ただ、それからが大変でした。お母さん達の好みと私たちの好みがまったく違うという部分から2世帯住宅の悪戦苦闘が始まったのです。
■外観と間取り
家のイメージも和風、洋風いろいろです。お母さんたちは和風。私達は今風のモダンな設計士が建てる家。お互い譲らず喧嘩になることもしばしば。でも最終的に外観は私達の意見を通してもらい、間取りはお母さん達の意見を重視しました。完全2世帯にするとどこか寂しい感じがするねえ、孫たちの顔もいつでも見たいから。そう言ってお母さんの希望を叶え玄関だけは一緒にしました。後は全て完全2世帯にしてやっと本格的な家づくりがスタートしたのです。
■着工
家を買うと決意してから3ヶ月、いろいろありましたがやっと着工です。資金面も問題なく、両家で半分ずづ負担するということに決まり、ローンを組みました。我が家では今まで5万円の家賃でしたので、それをオーバーすると家計が厳しいなあと思っていましたがなんとか希望の金額になりました。
コンセントの位置、数、場所、各部屋のドアの種類、屋根の色、お風呂の形、サイズ、トイレ、証明、等々、決めなくてはならないことは山ほどありましたが、両家とも理想と現実の壁に何度もぶつかりながらも、それでもそれを楽しみながら進めていくことができました。
■完成
着工から4ヶ月。遂に念願だったマイホームが完成しました。着工からビデオを撮り続けてきた主人。完成時もビデオを撮りながら感動していました。その日は引越し作業に追われながらもお母さん達のリビングで新築祝いの乾杯をしました。はじめて揃った3世代。
「やっぱりいいもんだなあ」そう言うお父さんの嬉しそうな顔に家族皆一斉に笑顔になりました。
■家づくりを終えて
始めは無理だと思っていたマイホームですが、それぞれのライフスタイルに合わせていろんなタイプの家があります。我が家では「2世帯住宅」それが、マイホームの夢実現のキーワードとなりました。なにより子供たちが「ジージ」と「バーバ」といつでも気軽に会えるようになったのが何よりの幸せだと思います。2世帯住宅で3世代が揃った我が家。本当に家を建てて良かったと思ってます。



































